松村 明 第三十八万成丸
松村明(第三十八万成丸)
-
鮮魚)サクラマス2kg~2.5kg前後1尾(第三十八万成丸)※生食不可!
5,000円 (税込み) -
鮮魚)サクラマス2kg~2.5kg前後×2尾(第三十八万成丸)※生食不可!
10,000円 (税込み)
松村 明
漁師一家に生まれて
祖父の代から定置網漁をやっている漁師一家の長男です。高校でダイバーの資格をとり、卒業後は建設業のダイバーを数年間経験しました。その後漁師を引き継ぐために家に戻ってきました。
家業を引き継いだものの、年々魚の穫れる量が減りとても大変です。今まで穫れることがなかった魚が網に入るようになり、海が明らかに変わってきているのは、漁をしている人であれば皆感じていると思います。状況の変化に応じながらなんとか続けていきたいと思っていますが、人手不足という現実もあります。
定置網は覚悟が必要
定置網は一人では揚げられません。漁が少なくても多くても同じ人件費がかかってしまうため、水揚げ回数やタイミングが難しいのです。今では定置網にも様々な便利機器が登場しているので導入したいのですが、高額ですし、ガソリン代や網のメンテナンス、船の修理代など根本的な経費がかかるため、導入には覚悟が必要だと思います。
漁業の可能性を拡げたい
しかし、これからは漁師が獲った魚を直接販売することで、安く買い叩かれることがなくなり、適正な価格で販売することが可能になります。今後は、安定した漁業が実現し、経費や人件費による赤字も解消されると期待しています。
そのために直接、個人や料理人、飲食店への提供業者さんと取引ができるよう努力を惜しまない覚悟です。ちょっとしか獲れないから市場に出せない魚とか、足が早くて店舗に並べられないけど、それをいいことに漁師が食べちゃう魚などを売ることができるし、南にいたはずの珍しい魚で料理のバリエーションが広がって、お客さまの笑顔や「美味しかったよ」なんてのが身近に感じられたらいいですね。
ちなみに私、過去には高波にさらわれ海に転落した男性を6人で救助して、海上保安庁から表彰を受けたことがあります。マスコミにもちょこちょこ顔を出していますので、もはやこの地域になくてはならない人物(笑)? バイクも数台所有して多趣味のライフワークバランス漁師なのです。